9月に米サンフランシスコのセント・メリーズ公園に設置された慰安婦像= スティーブン・ホワイト氏のフェイスブック
[カン・ガヒ、イ・ギョンミ]
米サンフランシスコ市は22日、市民団体が9月に市内に建てた旧日本軍の慰安婦を象徴する像の寄贈の受け入れを承認した。
慰安婦像に対する日本政府の強い反発にもかかわらず、米サンフランシスコ市のエドウィン・リー(Edwin Lee)市長は22日、慰安婦像の寄贈を受け入れる決議案に署名した。
慰安婦像は、韓国・中国・フィリピンの3人の少女がお互い手をつないだまま立っているのを、韓国の慰安婦被害事実を最初に証言した故金学順(キム・ハクスン)氏が眺めている様子を表現している。
慰安婦像の碑文には、「1931年から1945年まで、韓国と中国などアジア・太平洋地域の13カ国数十万人の女性と少女たちが『慰安婦』と呼ばれ、苦しみを経験した」との内容と共に、「我々は、第2次世界大戦中に強行された苦痛の歴史が忘れられることが最も恐ろしい」との慰安婦被害者である李玉善(イ・オクソン)氏の遺言が書かれている。
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