[ソ・エヨン、イ・ギョンミ]
[写真・映像=エバーランド]
ソウル近郊のテーマパーク「エバーランド」は、20日の夜に施設内の動物園でジャイアントパンダ「愛宝(アイバオ)」が出産したと22日に発表した。絶滅危惧種であるジャイアントパンダの赤ちゃんが韓国で生まれるのは初めて。
今回生まれた赤ちゃんは、体長16・6センチ、体重197グラムで、メスのパンダ。現在、とても元気に過ごしているという。
赤ちゃんの母親「愛宝」と父親「楽宝(ロバオ)」は、2016年3月に中国・四川省から来た。中国の習近平国家主席が、韓国と中国の友好の象徴として韓国に贈ったプレゼントである。
生まれた直後のパンダの赤ちゃんと母親の「愛宝」
赤ちゃんの健康を最優先し、当面は一般公開を行わない。その代わりに、エバーランドのユーチューブチャンネルやブログなどを通じて、赤ちゃんが大きくなる様子を公開していく予定。
パンダの飼育を担当しているカン・チョルウォン飼育員は、「4年間一緒に生活してきた愛宝と楽宝が親になって嬉しい」とし、「赤ちゃん誕生のニュースが、疲れている人々の癒しになれば」と話した。
韓国で初めて生まれたパンダの赤ちゃん
xuaiy@korea.kr