済州難民センター=聯合ニュース
[キム・ヨンドク、キム・ウニョン]
韓国への難民認定申請者数が累計7万人を超えた。
法務部の出入国・外国人政策本部によると、1994年から今年8月までの韓国への難民認定申請者数が累計7万254人となった。新型コロナウイルスの感染者が増える中でも、韓国への難民申請は止まらない。
韓国における難民認定申請者数は1994年から2012年までに5069人だった。2013年に難民法の施行で大幅に増加した。2013年に1574人、2017年に9942人、2018年に1万6173人と6年連続の増加。2019年は1万5452人に減った。
このうち、「信教(宗教)」を理由に難民認定申請を行った人が最も多く、1万6千785人。このほか、「政治」(1万2502人)や「特定の社会集団」(7192人)「人種」(3897人)などの理由も続いた。
申請者の主な国籍はロシアで、昨年は2830人、今年は1046人の申請があった。カザフスタン(18年基準2496人)と中国(17年基準1413人)も多い。
難民認定申請の処理数は3万2097人。1063人が難民として認められた。2338人が難民として認められなかったが、生命や自由などを脅かされる可能性があるため、人道的な配慮を理由に在留を認められた。
kyd1991@korea.kr