係留施設の様子=仁川国際空港公社
[パク・ヘリ]
仁川国際空港の第2旅客ターミナルに係留施設が設立され、26日から実証実験が始まった。米国・ロサンゼルスとドイツ・ミュンヘンに続き、3番目となる。仁川国際空港公社が29日、公開した。
国際線の需要が集中する時間帯を中心に、乗客の不便を解消することが目的。今年5月、第2旅客ターミナルの南側に2階建て(170坪)全2棟が設立された。来年4月までは東側に新たな2棟が設立される予定。
これにより、乗客は専用バスに乗って係留施設に移動する。その後、専用通路を通じて飛行機に乗る。80人乗りの電気バス8台が運行を予定している。
仁川国際空港公社のキム・ギョンウク社長は、新型コロナウイルスの感染拡大で落ち込んだ航空需要が回復していることなどから、空港の施設やインフラを整える方針を示した。
hrhr@korea.kr