韓国政府とユネスコは23日(現地時間)、フランス・パリで「国際保護地域グローバル研究・訓練センター設立に関する韓国政府とユネスコ間の協定」を締結する。写真は、済州道・朝天邑にある済州石文化公園=済州石文化公園公式フェイスブック
[コ・ウンハ]
ユネスコが後援する国際保護地域グローバル研究・訓練センターが、世界で初めて済州(チェジュ)に建設される。
22日、環境部によると、韓国政府とユネスコは23日(現地時間)、フランスのパリで「国際保護地域グローバル研究・訓練センター設立に関する韓国政府とユネスコ間の協定」を締結する。
済州は、世界唯一の「4大国際保護地域」である。ユネスコ生物圏保全地域、世界自然遺産、世界地質公園、ラムサール登録湿地を同時に保有する。
国際保護地域グローバル研究・訓練センターは、済州道・朝天(チョチョン)邑にある済州石文化公園内の施設を活用して設立される予定だ。
多重国際保護地域の政策および国際動向への対応に関する研究、保護地域の管理者および利害関係者に対する全般的な教育や訓練を行う。また、関連機関とのパートナー関係および教育生やステークホルダーのネットワークの構築といった役割も担う。
環境部のアン・セチャン自然保全局長は「政府は、国際保護地域のグローバル研究・訓練センターへの支援を積極的に行う予定」とし「関連研究結果および教育訓練コンテンツを国際社会と共有し、国際保護地域管理分野でユネスコと協力していく」と述べた。
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