社会

2024.06.13

セント・ジェームズ宮殿で賞牌を手に、話を交わす潘基文前総長(右)とチャールズ3世国王=11日(現地時間)、英国・ロンドン、聯合ニュース

セント・ジェームズ宮殿で賞牌を手に、話を交わす潘基文前総長(右)とチャールズ3世国王=11日(現地時間)、英国・ロンドン、聯合ニュース


[オ・グムファ]

潘基文(パン・ギムン)元国連事務総長が、チャールズ3世国王の慈善財団である英国の「キングス財団(The King’s Foundation)」が与える「チャールズ3世英国国王ハーモニー賞(The King Charles Ⅲ Harmony Award)」を受賞した。

BBCやインディペンデントなどのメディアによると、11日(現地時間)、潘基文元総長が英国・ロンドンにあるセント・ジェームズ宮殿で開かれた第1回国王財団慈善授賞式で「チャールズ3世英国国王ハーモニー賞」を受賞した。チャールズ3世が授賞式に参加し、潘基文元総長に賞を授与した。

「チャールズ3世英国国王ハーモニー賞」は、長年の功労を認めるために個人または団体に授与する特別賞で、今年初めて開催された。

キングス財団は「潘基文元総長が気候変動への対応や持続可能な発展、貧困および不平等に関する国際社会の努力を牽引した」と受賞の理由を明らかにした。

キングス財団は、気候変動への対応や持続可能な発展など、バランスがとれた社会を目指す奨学・教育プログラムを運営している。

潘基文元総長は、2007年から2016年まで第8代国連事務総長を歴任した。パリ協定(Paris Agreement)の締結や持続可能な開発目標(SDGs)を採択において、功を立てたと評価される。

jane0614@korea.kr