最高裁判所の裁判所行政処が、ソウル東部地方裁判所で法廷通訳センターの開所式を開催した。写真は、発言する裁判所行政処のペ・ヒョンウォン次長=17日、ソウル・松坡区、最高裁判所
[エスラ・モハンマッド]
最高裁判所の裁判所行政処が17日、ソウル・松坡(ソンパ)区にあるソウル東部地方裁判所で、法定通訳センターの開所式を開催した。
裁判所行政処は、全国の裁判所は均質な通訳・翻訳サービスを提供するため、法廷通訳センターを新設したと明らかにした。
法定通訳センターは、裁判所の認証を得た優秀な通訳者を1日から常時勤務させ、高品質のオンライン通訳サービスを全国に提供している。
現在、通訳が提供される言語は、需要が最も多い英語、中国語、ベトナム語、ロシア語などの4カ国語。聴覚障害者のための手話も提供される。今後、アラビア語、ウズベキスタン語などはもちろん、少数言語の通訳も提供することを検討中だ。
ソウルなどの大都市とは異なり、地方の小都市では通訳者を探しにくいという問題を抱えていた。裁判所行政処は、このような問題の解決に向けて、2022年から法定通訳センターの設立に取り組んできた。
裁判所行政処は「法定通訳センターの発足により、適切な期日管理、法定通訳に関連する予算の効率的な活用、通訳者の指定に関する業務の軽減が期待される」と話した。
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