社会

2025.02.14

写真は、「コピア・ウガンダオレンジモデル村事業」で生産されたオレンジを食べるウガンダの子供たち=農村振興庁

写真は、「コピア・ウガンダオレンジモデル村事業」で生産されたオレンジを食べるウガンダの子供たち=農村振興庁


[アフメットジャヴァ・アイスル]

韓国政府が海外で進める農業技術開発事業の「コピア(KOPIA)・ウガンダオレンジモデル村事業」が、世界的に評価されている。

農村振興庁が、11~13日(現地時間)にアラブ首長国連邦ドバイで開催された「2025年世界政府首脳会議(WGS)」で、ウガンダ農業研究庁と共に「Global Future Fit Award」の共同受賞機関として選定されたと13日、明らかにした。

「Global Future Fit Award」は、世界政府首脳会議によって今年、新設された。政府間の国際事業や新しい計画を選定・授与するためだ。
世界政府首脳会議は、2013年に設立された。毎年各国政府の政策立案者や専門家が集まって、国際的知識を交流するための国際討論会である。今年の会議には国家政府の首班をはじめ、長官、国際機関、政府代表団など6000人余りが参加した。

世界政府首脳会議は、政府間協業と食糧安保、持続可能な実現を重視して評価を行う。「コピアウガンダオレンジ示範村事業」は、200のプロジェクトのうち選定された。

コピアウガンダセンターは2021年から3年間、テソ(Teso)地域でオレンジモデル村事業を推進した。雨水を貯蔵する「1樹木1貯水システム」やオレンジの斑点病を防除する技術などを普及し生産性を高めた。その結果、農家の所得増加につながった。

農村振興庁は、「今後もコピアセンターを通じて韓国型の先進農業技術を伝え、発展途上国の農業発展に寄与できるよう支援する」と述べた。

aisylu@korea.kr