「2015年クァンジュ(光州)夏季ユニバーシアード競技大会」の選手村の開村式が26日に開かれる。
選手村の国旗広場で開かれた開村式は、選手村建設の経過報告、歓迎の挨拶と祝辞、開村宣言、大会旗掲揚の順に進められる。この日の開村式には文化体育観光省と光州夏季ユニバーシアード競技大会組織委員会の関係者ら約500人が出席し、総合情報センターや病院、食堂、便宜施設など、選手村内の主要施設と準備状況の点検も同時に実施される。

26日にオープンする「2015年光州夏季ユニバーシアード競技大会」の選手村は、国際審判(ITO)ビレッジや国際区域、居住区域などに分かれている
各国代表団は6月27日~7月2日に入村する。光州市ソ(西)区ファジョン(花亭)洞に位置する選手村は、約1万2千人を収容することができ、7月17日までの22日間にわたって運営される。都心のマンション団地をリフォームし、20棟に2185の部屋があり、国際審判(ITO)ビレッジや国際区域、居住区域などに分かれている。
国際区域には競技情報センターや病院などがあり、居住区域には宿泊所や銀行、コンビニといった施設が設置されている。住居区域内には約3500人を同時に収容できる食堂が備えられており、洋食や韓国料理、ハラール料理など80種類のメニューが5日周期で用意される。

約3500人が同時に食事できる食堂では、韓国料理やハラール料理などの他にもバラエティに富んだメニューが用意される
主な付帯施設は、総合情報センターやメイン登録センター、状況室、ドーピング検査センター、宗教室、体育センター、郵便局などで、MERS対応施設も設置されている。感染が疑われる人が発見されたら迅速に隔離するための空間が用意されているほか、疾病管理本部支援チームのメンバー9人を含む20人余りが常駐する予定だ。疫学調査官や予防医学専門医らで構成されたメンバーは大会期間中、感染症防止活動を行う。
コリアネット イム・ジェオン記者
写真提供:光州ユニバーシアード競技大会組織委員会
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