10月2~11日、慶尚北道聞慶市にて「2015世界軍人体育大会」が開催される。写真は、スカイダイビング競技に臨む選手
「2015世界軍人体育大会」には、過去最多となる122カ国、約9千人の陸・海・空軍兵士及び海兵隊員が出場する。24競技の中には、他のスポーツ大会では見られない「世界軍人体育大会」という名に相応しい異色の競技がある。
3千メートルの上空から落下しながらフォーメーションををいくつつくれるかを競う「スカイダイビング」のフォーメーションは、見る者をハラハラさせる。1キロメートル以上の上空から目標地点にどれだけ近づくことができたかを競う「アキュレシーランディング(精密着地)」もある。この競技はわずか数センチの差で勝負が決まる。
「海軍5種」は、潜水や銃を持っての水泳、手榴弾投擲、ハードル、トンネルくぐりなど、障害物だらけの125メートルをクリアしたら海に飛び込む。溺れた人に見立てたマネキンを救助したら、また水の中で様々な障害物をクリアしなければならない。
「陸軍5種」もなかなか手ごわい。標準小銃射撃や障害物競走、障害物水泳、投擲など5種目で競い合う。高さ5メートルの障害物と高さ2メートルの穴をクリアしたり、手榴弾を的に正確に当てたり、5種目すべてで最高得点を出した選手が優勝だ。
記事:コリアネット ソン・ジエ記者
写真提供:世界軍人体育大会組織委員会
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通常のスポーツ大会では見られないスカイダイビングや「空軍5種」「海軍5種」「陸軍5種」など24競技が行われる「2015世界軍人体育大会」。出場した世界122カ国の軍人らは、世界最高の軍人の座をかけて競い合う