韓国女子サッカー代表チームが7日、「2018 アジアサッカー連盟(Asian Football Confederation、 AFC)女子アジアカップ」最終予選B組で北韓との試合を終えてから、挨拶を交わしている=聨合ニュース
[ガン・ガヒ、キム・ウニョン]
ピョンチャン(平昌)、そしてピョンヤン(平壌)
大韓民国と北韓は1日間隔で平昌と平壌で勝負した。
女子アイスホッケー代表チームは6日、「2018平昌冬季オリンピック」を控えて開かれたテストイベントで、北韓を相手に勝利した。これに続いて韓国女子サッカー代表チームも引き分けした。
韓国は「2018AFC女子アジアカップ」最終予選B組の二番目の試合で世界ランキングが7段階も高い北韓を相手に、会話が出来ないほど広いグラウンドで4万2,500人余りの北韓の観衆の応援が繰り広げられる「平壌・キム・イルソン(金日成)スタジアム」で出会った。
試合開始5分でペナルティキックを許したが、ゴールキーパーのキム・ジョンミ(金正美)の防御で失点の危機は免れた。
南北戦が平壌で開かれたという事実だけでも心的負担感を拭いきれない試合だったが、韓国は世界ランキングが意味を失うほどの接戦を維持した。しかし、北韓を代表する攻撃手の一人であるソン・ヒャンシム(宋香辛)を最後まで防御できず、前半45分にゴールを許した。
0-1で始まった後半、韓国の追撃は安易ではなかった。
韓国は後半12分にミッドフィールダーのイ・ソダム(李素淡)に続き、24分に攻撃手のチョン・カウルを次々と投入したが、北韓の鉄壁守備を突破できなかった。
ユン・ドクヨ(尹德汝)監督は後半30分に再び攻撃を補強するため、チョン・ソルビン(郑契槟)をグラウンドへ出戦させた。そして31分、チャン・スルギ(張瑟琪)が中距離シュートをしたが、ゴールは北韓の守備手に当たり屈折され、北韓のゴールポストを揺らした。劇的に同点とした韓国は北韓の波状攻勢を最後まで防御して大切な勝ち点1点を獲得した。
韓国は、9日行われた香港との試合で6-0で勝利し、2勝1分けを記録している。11日、ウズベキスタンとの試合を控えている韓国は、ゴール得失点差は+17を、3勝1分けで試合を終えた北韓は得失点差は+18を記録しており、韓国は最後の予選で2ゴール以上の差、もしくは2対1勝利をすると、組1位で本戦に行ける。br />
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