スポーツ

2022.08.29

演技を見せるイム・ヘナとYe QUAN=国際スケート連盟フィギュアスケート公式フェイスブック

演技を見せるイム・ヘナとYe QUAN=国際スケート連盟フィギュアスケート公式フェイスブック


[チョン・ジュリ]

韓国アイスダンスのイム・ヘナ(18歳)とYe QUAN(21歳)組が、韓国勢としては初めて国際スケート連盟(ISU)フィギュアスケートジュニアグランプリシリーズ2022-2023で金メダルを獲得した。

イムとYe QUAN組は27日(現地時間)、フランス・クールシュヴェルで開かれた同大会第1戦のアイスダンスフリーで、技術点(TES)54.55点、演技構成点(PCS)44.70点、合計99.25点を獲得した。

前日のアイスダンスリズムで獲得した62.71点と合わせて、合計161.96点を記録し、フランスのCelina FradjiとJean-Hans Fourneaux組(147.66点)を抜いて1位となった。

韓国人のアイスダンス選手が同大会で金メダルを獲得したのは、シニア・ジュニアを合わせて初めて。両選手は、デビューした前回の大会で銅メダルを獲得し、韓国勢としては初めてメジャー大会で入賞した。

カナダと韓国の二重国籍を持つイムは、前シーズンから韓国国籍で出場している。Ye QUANはアイスランド生まれの中国系カナダ人。二人が同じ国籍でなければ参加できないオリンピックとは違って、ISU大会は二人の国籍が異なっても出場可能で、片方の国籍を選べばいい。イムとYe QUANは2019年からパートナとなり、カナダで訓練してきた。

イムは大会直後のインタビューで「今シーズン、残された試合で良い演技をして、ファイナルに出場したい」と抱負を語った。Ye QUANは「前シーズンに比べ、私たちがどのくらい成長したか見たかった」とし、「良い結果が出てうれしい」と話した。

韓国勢は、今大会すべての種目でメダルを獲得した。男子のチャ・ヨンヒョン(19歳)が合計196.15点で銀メダルを、女子のキム・ユジェ(13歳)が合計185.67点で銅メダルを手にした。

etoilejr@korea.kr