[ユン・スンジン]

サッカー韓国代表のＤＦキム・ミンジェが、ドイツ１部ブンデスリーガ名門のバイエルン・ミュンヘンへ移籍した。

バイエルン・ミュンヘンはクラブ公式サイトで１９日、「ナポリでプレーしていたキム・ミンジェを獲得した。２０２８年まで５年契約で、背番号は３」と発表した。移籍金は５０００万ユーロ（約７８億円）で、アジア選手としては歴代最高額とされる。

キムは昨夏、トルコのフェネルバフチェからイタリアのセリエＡ・ナポリに加入し、３３年ぶりのチーム優勝に大きく貢献した。また、欧州サッカー連盟（ＵＥＦＡ）チャンピオンズリーグに出場し、チームのベスト８強入りにも寄与した。

バイエルン・ミュンヘンは、スペインのレアル・マドリードやバルセロナと共に、欧州最高のサッカークラブとして知られる。ドイツのブンデスリーガ―では１１季連続で優勝を果たした。

同クラブのトーマス・トゥヘル監督は自らキムに直接電話するなど、キムの獲得に積極的に乗り出したという。

バイエルン・ミュンヘンは、韓国で基礎軍事訓練を受けたキムのため、異例に医療チームを韓国に派遣し、メディカルチェックを行った。

バイエルン加入を受けてキムは、クラブの公式ＳＮＳで「バイエルン移籍は、全てのサッカー選手の夢だ」とし、「バイエルンは、交渉の最初から自分への強い獲得への意思を示してくれた」とコメントした。

また、「試合に出場することが一番目の目標で、最後には優勝するのが目標だ」と抱負を語った。

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