スポーツ

2024.08.19

韓国プロ野球リーグが今年、歴代1シーズン最多観衆を記録し、観客1千万人突破を目前にしている。写真は、プロ野球KIAタイガースとLGツインズの試合を応援する観客の様子=18日、ソウル・蚕室

韓国プロ野球リーグが今年、歴代1シーズン最多観衆を記録し、観客1千万人突破を目前にしている。写真は、プロ野球KIAタイガースとLGツインズの試合を応援する観客の様子=18日、ソウル・蚕室


[イ・ダソム]

韓国プロ野球(KBO)リーグが今年、歴代1シーズン最多の観客を記録した。史上初の観客1千万人突破を目前に控えている。

18日、韓国野球委員会(KBO)によると、この日、5つの野球場で行われたプロ野球の試合には、9万1527人の観客が訪れた。今年のKBOリーグの累積観客数は、847万5664人。つまり、歴代最多の観客を記録した2017KBOリーグの総累積観客数840万688人を超えたのである

今年のレギュラーシーズンの試合(720試合)は、まだ約20%が残っている。このペースでいけば、史上初の1000万観衆時代も現実となるだろう。

2024KBOリーグの観客は熱気がすごい。開幕戦5試合に10万3841人が入場し、全球場でチケットが売り切れとなった。6月23日には、ダブルヘッダーを含む8試合に14万2660人が入場し、1日平均入場がKBOリーグ過去最多を記録した。

今年は平日の観客が大きく増加した。KBOは「2023シーズンには、平日に行われた437試合に平均8785人が入場した。しかし、2024シーズンには、平日に行われた370試合に約50%増の平均1万3211人が訪れた」と説明した。

今年に行われた試合のうち、売り切れた試合は18日の時点で161試合。10球団の体制になってから、最多の売り切れ記録(2015年、68試合)を5月19日に早くも突破した。新記録を更新中だ。

KBO球団も歴史を塗り替えている。ハンファ・イーグルスはホーム17試合連続売り切れ、シーズン最多の売り切れを記録している。サムスン・ライオンズは、観客100万人を初めて突破した。

現在まで観客100万人を突破した球団はサムスン・ライオンズ、LGツインズ、斗山(トゥサン)ベアーズ。起亜(キア)タイガース、SSGランダース、ロッテ・ジャイアンツももうすぐ観客100万人を突破する見込みだ。

dlektha0319@korea.kr