経済

2016.03.03

韓国型の新都市が、地球の裏側にある南米ボリビアのサンタクルスに建設される。

韓国国土交通部は1日、ボリビアの経済首都であるサンタクルスの新都市開発事業の実施設計用役を韓国のソンジン-ピョンファ・エンジニアリング・コンソシアムが受注したと明らかにした。

160303_BismayahCity_art1.jpg

韓国の都市開発経験と新都市設計技術は、ボリビアやイラクをはじめとする様々な地域に輸出されている。写真はハンファグループが2019年の完工を目指して建設中のイラク・ビスマヤ新都市建設現場。バグダッドの南東に位置するビスマヤに60万人が居住する都市を建設する巨大プロジェクトだ


サンタクルス新都市は、ボリビアに建設される初の大規模新都市。新都市実施設計用役の総額は1,310万ドル(約15億円)に上る。

同事業は、サンタクルス周辺に58㎢の新都市を建設するプロジェクトで、43万人が居住可能な規模で開発される。今後2年に渡り道路、上下水道、電気、通信、高架道路などの構造物に関する総合計画を立て、実際に施工可能な設計図面や設計内訳などを提供する。

コリアネット イ・ハナ記者
写真:ハンファ建設
hlee10@korea.kr