経済

2017.11.08

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10月12日(現地時間)、ムーディーズの関係者と話している金東ヨン経済副総理=企画財政部



[ミン・イェジ、キム・ウニョン]

韓国の国債格付けがここ10年間、経済協力開発機構(OECD)加盟国の中で、最も大幅に上昇した。

3大格付け会社は、韓国の国債格付けをOECD加盟国35カ国の中14位にした。10年前は、ムーディーズ(Moody’s)が28位、スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)とフィッチ(Fitch)がそれぞれ、韓国の国債格付けを24位にした。

韓国の国債格付けは「安定的(10月基準)」だ
韓国の国債格付けをムーディーズは「Aa2」、スタンダード・アンド・プアーズは「AA」、フィッチは「AA-」にした。また、ムーディーズとスタンダード・アンド・プアーズは、上位からそれぞれ3・4番目だ。

韓国の国債格付けは、10年前と比べてムーディーズとスタンダード・アンド・プアーズはそれぞれ3段階、フィッチは1段階引き上げられた。経済協力開発機構(OECD)加盟国の中で最大の上げ幅だ。

また、この国債格付けで韓国は日本より、2段階高く、中国よりは1段階(フィッチ)・2段階(ムーディーズ・S&P)高い。10年前日本の国債格付けが韓国より5段階(ムーディーズ基準)高かったことに比べると、大きい変化と見られる。

ムーディーズは10月18日、韓国の国債格付けを「Aa2(安定的)」で据え置きだと発表した。政府の政策策定と効果的な執行能力が大きな長所で、透明性、政策予測性の面から競争力があると評した。

eykim86@korea.kr