1月の韓国の景気先行指数は98.96を記録した=アイ・クリック・アート
[オ・ヒョヌ、イ・ギョンミ]
経済協力開発機構(OECD)が発表した韓国の景気先行指数(CLI、Composite Leading Indicator)が20カ月ぶりに上昇傾向に変わって、2カ月連続で右上となった。
同指数は、6カ月後の景気の先行きを予想するもので、国内製造業の動向や株価指数などを6つの経済指標に基づき作成する指数。100を上回ると景気は拡大局面、下回ると下降局面にあるとされる。
OECDは12日、今年1月の韓国の景気先行指数は98.96で、前月(98.97)比0.09ポイント上昇したと発表した。去年12月まで21カ月連続下落したという発表があったが、指標調整により上方修正となった。
LG経済研究院のチョ・ヨンム研究委員は「国内外の株価が去年の予想より良い流れを見せており、短期的な在庫調整による変化の兆しが反映された可能性がある」とし、「今後の国内経済指標の結果に意味のある変化があるか注目する必要がある」と分析した。
一方、OECDは韓国の今年の成長率を2.6%と発表し、OECDの主要7国(韓国・米国・英国・ドイツ・フランス・イタリア・日本)のうち米国と共に最も成長する予想した。
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