ソウルの風景=聯合ニュース
[キム・へリン、キム・ウニョン]
今年9月の「国際金融センター指標」で、韓国のソウル市が25位を記録した。ソウル市が28日、公開した。調査対象となるのは、銀行などの金融業において中心的な役割を持つ111都市。東京はニューヨーク、ロンドン、上海に次ぐ4位だった。
国際金融センター指数(Global Financial Centres Index, GFCI)は、英国のシンクタンクZ/Yenグループが2007年から調査を開始した金融センターの国際的競争力を示す指標である。「金融市場」、「成長・発展」、「物的サポート」、「サービス」、「環境」の5分野の総合評価により順位を決めて、年に二度(3月・9月)公表している。
ソウル市は、3月の33位から25位となった。特に、フィンテック競争力部門で、3月の27位から18位に上がった。
また、成長可能性の高い都市として、6位にランクイン。香港は10位で、ニューヨークは15位だった。
ソウル市は、新型コロナウイルス感染症の拡大の影響で、全世界の都市の平均値が3月より、6.25%(41点)下がったが、ソウル市はこれまでの水準を維持し、国家競争力を高めたと分析している。
ソウル市の金意承(キム・イスン)経済政策室長は、感染対策として、非対面やオンラインなどのデジタル方式を金融分野に導入し、世界各国とのネットワークを通じて、ソウルの金融競争力を高めていくと説明している。
今年9月の「国際金融センター指標」=国際金融センター指数ホームページ
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