経済

2020.10.12

20201012_OECD

光化門広場の風景=5日、聯合ニュース


[ソ・エヨン、キム・ウニョン]

韓国の2019年の平均賃金が4万2300ドルを記録した。トルコとコロンビアを除いた経済協力開発機構(OECD)の加盟国35カ国の中で、韓国は19位となった。OECD加盟国の平均賃金は、4万8600ドル。

国会企画財政委員会に所属する与党「共に民主党」の梁敬淑(ヤン・ギョンスク)議員は11日、OECDの資料を分析した資料を公開した。

2003年の平均賃金は、3万2100ドルで、24位を記録。去年の19位が最も高い順位だという。

増加率は3.6%で、7位を記録。OECDの平均(1.6%)より2ポイント高かった。

梁議員は、「新型コロナウイルス感染症の拡大が続いている中、韓国の経済は成長している」と分析し、所得再分配や男女間賃金格差の縮小、長時間労働の是正や高齢者雇用問題などにも取り組むべきであると呼びかけた。

xuaiy@korea.kr