経済

2022.09.01

ソウル・光化門前で=聯合ニュース

ソウル・光化門前で=聯合ニュース


[キム・ハヨン]

韓国銀行は1日、2022年4~6月期の国内総生産(GDP)が前期比0.7%増加したと発表した。7月26日に発表された速報値と同じ。2020年4~6月期(2.3%)から連続で増加傾向にある。

支出の項目別で見ると、半耐久財(衣服・靴など)やサービス(娯楽文化、飲食・宿泊など)を中心に2.9%増加した。

設備投資は、輸送用機械が減少したものの、機械類が増え、全体的に0.5%成長した。建設投資も建築を中心に0.2%増加した。

政府消費(政府支出)も0.7%増加した。

一方、輸出と輸入は、科学製品・1次金属製品、原油・天然ガスなどを中心にそれぞれ3.1%、1.0%減少した。

韓国銀行のチェ・ジョンテ経済統計局・国民勘定部長は、今後の成長率見通しについて「韓国銀行調査局の予想によると、ウクライナ戦争の長期化、主要国の金利引き上げなどによる国際的な景気低迷の影響で、輸出の減少幅が拡大し、今後、韓国の経済成長の流れは弱まるだろう」とし、「ただ、日常生活への回復により、民間消費は緩やかな回復傾向を見せる可能性がある」と説明した。

また、「今年7~9月期と1~12月期に0.1~0.2%(前期比)成長する場合、韓国銀行の今年の成長率見通し(2.6%)に達することができるだろう」と話した。

hayeounk8@korea.kr