「KOREA.net名誉記者団」発足式に参加し、記念撮影を行う文化体育観光部のチェ・スヒ海外広報政策官(中央)と名誉記者団=30日、ソウル.
[ソウル=テレシア・マーガレット]
[写真=イ・ジョンウ]
約1500人の外国人で構成された「KOREA.net名誉記者団」。韓国を世界に知らせるための活動が本格的に始まった。
文化体育観光部は30日、ソウル・中区(チュング)にあるKOCISセンターで、「KOREA.net名誉記者団」の発足式を行った。
発足式は「I’MPRESS」というスローガンの下、オン・オフラインで同時に進行された。会場には多様な国籍の記者が参加した。
発足式では、名誉記者団代表らが文化公演を行った。一部の記者団は、自国の伝統文化を披露し、注目を集めた。 続いて任命状授与式と祝辞が続き、活動を公式的に開始するという宣言がなされた。
「KOREA.net名誉記者団」の発足式に参加し、祝辞を述べる文化体育観光部のチェ・スヒ海外広報政策官=30日、ソウル
今年は計101カ国・1498人が名誉記者団として選ばれた。アジア出身が全体の40.39%で、最も高い割合を占めた。欧州(22.83%)とアフリカ(15.62%)がそれに続く。このうち474人は、2年以上記者団として活動している。特に、エジプト出身のサルファ・エルジーニ(Salwa Elzeny Mostafa Mohamed)とエスラ・エルジーニ(Esraa Elzeny Mostafa Mohamed)は、2015年から11年間活動を続けている。名誉記者団は、今年1年間、韓国の文化や行事、政策などを取材し、世界に発信する。
今年初めて選抜されたオーストラリア出身のトレイシー・リアン・バーンズ(Tracy Leann Barnes)は、「韓国に定着した50代の教師として、中年層の視点で韓国での人生を率直に表現したいと思う」と述べた。
文化体育観光部のチェ・スヒ海外広報政策官は、祝辞で「名誉記者たちがより価値のある新しい経験ができるよう、多様な情報を提供し、ネットワークを連結するなど、積極的に支援する」と話した。
「KOREA.net名誉記者団」の発足式で、ベトナム出身の名誉記者が韓国とベトナムのフュージョンダンスを踊る様子=30日、ソウル中区
2011年に始まった「KOREA.net名誉記者団」は今年で15周年を迎えた。これまで記者団が作成した記事数は、7304件に達する。記事はKOREA.netを通じて英語、フランス語、スペイン語、アラビア語など10カ国語で出版されている。
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