韓国製のＫ９自走砲が１兆３０００億ウォン規模でルーマニアに輸出される。写真はＫ９自走砲＝ハンファ・エアロスペース公式フェイスブック
[イ・ダソム]
韓国製のＫ９自走砲がルーマニアに輸出される。
国防部は１９日（現地時間）、ルーマニア国防部で開催された韓国・ルーマニア国防相会談で、ルーマニアが韓国製Ｋ９自走砲（約１兆３０００億ウォン）を輸入することを最終決定したと明らかにした。
ルーマニアの直近７年間の兵器導入事業のうち、今回の輸入は規模が最大である。ポーランドに続き、ルーマニアがＫ９自走砲を導入したことで、Ｋ－防衛産業が欧州でさらに拡大すると期待される。
申源湜（シン・ウォンシク）国防部長官は、ルーマニアのアンジェル・ティルバル国防部長官に感謝の意を表した。また、「ルーマニアが進めている軍の現代化事業に、韓国が最適のパートナーになる」とし、「韓国は武器の販売にとどまらず、共同生産や運用部隊間の交差訓練、人的交流など、多様な国防・防衛協力の活性化を期待する」と述べた。
一方、今回の会談で両国の長官は、４月に開催された首脳会談で締結された「韓国・ルーマニア国防協力協定」を基に、軍事教育・訓練、スポーツ・文化、情報・経験交流、防衛産業、科学技術などの多様な分野で実質的な協力事業を具体化し、推進するということで合意した。
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