昨年7月25日から8月11日までフランス・パリでは「ビビゴマーケット」が開催された。写真は、キムチを餃子やおにぎり、ホットドッグなどに添えたメニューを注文する現地の人たち=CJ第一製糖
[ユ・ヨンギョン]
昨年、キムチの輸出額と輸出量が史上最高値を更新した。
12日、農林畜産食品部によると、昨年のキムチ輸出額は前年比5.2%増の1億6360万ドルを記録した。
2024年のキムチの輸出量は、前年比6.9%増の4万7100トンだった。2020年に3万9700トンだったキムチ輸出量は、2021年に7.1%増の4万2500トンを記録したが、2022年には3.2%減の4万1100トンを記録した。しかし、2023年には再び7%増の4万4000トンを記録し、反騰に成功した。
2020年に85カ国だった輸出国は、2024年には95カ国に増えた。輸出量は、日本・米国・オランダ・カナダ・オーストラリアの順で多かった。
キムチはこれまでコリアンマーケットやアジアンマーケットを中心に販売されてきたが、企業の販路開拓や政府の支援などにより、輸出先が多額化したと分析される。
農林畜産食品部は「米国ではコストコやウォルマートなど、現地への参入が拡大した。キムチを使った商品を幅広く展開したことで、キムチの輸出が1年を通して安定的な増加傾向にある」と話した。
続いて「ヨーロッパでは韓国料理店の人気が高まり、現地食にキムチを利用した調理法が拡散し、オランダ・英国・フランスなどに輸出が増えた」と付け加えた。
dusrud21@korea.kr