[パク・ヘリ]

Ｓ＆Ｐが１５日、韓国の国家信用格付けおよび格付け見通しを以前と同じ水準である「ＡＡ」、「安定的」で維持すると発表した。

企画財政部によると、Ｓ＆Ｐは「今後３～５年間、韓国の経済はやや鈍化するだろうが、多数の高所得国家よりは高い平均成長率を維持するだろう」と展望した。

さらに、「韓国の制度・政策的環境が国家信用を後押しする重要な要素である」とし、「非常戒厳宣言により、政治的安定性と信頼に影響が生じたものの、戒厳令撤回と対応が迅速に行われた」と強調した。

Ｓ＆Ｐは、今年から２０２８年まで韓国の経済成長率が毎年約２％成長し、２０２８年には１人当たりＧＤＰが４万１０００ドルを超えると予想した。

Ｓ＆Ｐは２０１６年８月、韓国の国家信用格付けを「ＡＡ－」から「ＡＡ」に一段階引き上げ、維持してきた。今年２月、フィッチも韓国の国家信用格付けと見通しを、従来と同じ水準に維持した。

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