朝鮮王室の護衛軍パレードが4月30日、崇礼門から光化門広場まで行われた。パレードを見物する市民に明るく笑いながら挨拶する護衛武士の後から、正祖の行列が続いている。
[ソウル＝ホ・ソミ、キム・ウニョン]
[写真＝ゾン･ハン]
朝鮮(王室)護衛軍の行列が4月30日、崇礼門から光化門広場まで続いた。
朝鮮時代の中興を果たした(朝鮮)国王正祖の行列を再現した「王室護衛軍パレード」が開かれた。
暑い午後2時頃。崇礼門の前で護衛軍の行列を見た南大門市場を訪れた市民と外国人観光客は携帯電話とカメラを取り出し、シャッターを押し続けた。
2時30分、パレードの始まりを知らせるチィタ(吹打)隊の音楽がソウルを南北に横切る世宗大路で広がれた。道端で人々は集まり、威容溢れる行列を見た。
朝鮮正祖の帰京を再現した「王室護衛軍のパレード」が30日、ソウルで再現されたうち、行列の後に朝鮮の首都である漢陽の南門だった崇礼門が見える。
王室護衛軍が光化門に近づくと、光化門広場にいた人々と行列を追ってきた人々が加わり、大勢の人々が広場で集まった。そして、光化門広場の芝生で続いた護衛軍の武芸示範「試芸閱武」を見た市民は嘆声を上げた。
今回のパレードを総括したアン・ソクグン(安石根)シーポスト理事は「「(試芸閱武の)試芸」というのは国王の前で武芸を披露する示範」とし、「軍事の武芸能力を検証し、武芸を査閲したのを再現する」と述べた。
「朝鮮王室護衛軍のパレード」が開かれた30日、光化門広場へ到着した正祖が「試芸閱武」を命じている。
朝鮮時代国王の前で武芸実力を立証した「試芸閱武」示範が30日、光化門広場で再現された。俳優たちが実感溢れる演技を披露している。
「朝鮮王室護衛軍のパレード」が開かれた30日、光化門広場に集まった市民たちと外国人観光客が護衛軍の武芸示範に目を離さず見ている。
eykim86@korea.kr
