今月14日から29日まで開催される「景福宮星明かり夜行」=文化財庁
[キム・ウニョン]
宮廷料理を堪能し国楽公演と共に夏の夜の情趣が楽しめる「景福宮(キョンボックン)星明かり夜行」が14日から29まで開催される。
このイベントの参加者は、宮殿の台所にあたる「焼厨房(ソジュバン)」で宮廷料理の「水刺床(スラサン、王の食膳)」を味わう。12種類のおかずが見栄え良く真鍮の器に盛られた王と王妃の「トスク(古語でお弁当を意味する)」を堪能。宮廷の国楽公演がさらに食欲をそそる。
宮廷料理体験の後は、専門家の解説と共に後苑探訪へと移る。参加者らは王妃の寝殿である交泰殿(キョテジョン)、大妃の寝殿である慈慶殿(チャギョンジョン)をぶらつきながら夏の夜を楽しむことができる。後宮が暮らしていた咸和堂(ハムファダン)や緝敬堂(チプキョンダン)も観覧できる。
また、慶会楼(キョンフェル)の楼上に登り、大琴(テグム)の独奏演奏に夜の古宮探訪の魅力が一層増す。
「景福宮星明かり夜行」は1日1回(火曜日は休日)、1回当り60
人が参加できる。予約はオークションでオンラインまたは電話にて受付中。(ticket.auction.co.kr、韓・日・英・中国語可能、
+82-2-1566-1369)
eykim86@korea.kr