[ソウル=ミン・イェジ、イ・ギョンミ]
[写真・映像=キム・シュンジュ]
「宗廟祭礼楽は国に大きな行事があり、安寧と平和そして繁栄を祈願する際に演奏された音楽だ。平昌オリンピックの成功だけでなく、世界の平和と和合を願う音楽として意味が深い」
国立国楽院の俞淵淑(ユ・ヨンスク)芸術監督は2日、プレスリハーサルの後、「宗廟祭礼楽」の意味についてこう話した。
国立国楽院は2月2日と3日に最大規模の宗廟祭礼楽を行い、「2018平昌冬季オリンピック・パラリンピック」の成功を祈った。
「2018平昌冬季オリンピック・パラリンピック」の成功を祈る「宗廟祭礼楽」公演 =2日、ソウル
舞台は、朝鮮王朝の歴代王と王妃や功臣の位牌(神位)を祀り、祭祀を行っていた場所である宗廟と平昌オリンピックをイメージしたデザインで飾られた。
公演は平昌オリンピックの成功を祈る国民の願望を先祖に告げる「奠幣熙文」儀式から始まった。
宗廟祭礼楽を代表する音楽である「定大業」と「保太平」も披露した。
外国人観客のため、音楽と踊りに関する情報も舞台の隣に設置されたスクリーンで英語の字幕も提供された。
「宗廟祭礼楽」公演を観覧した金正淑大統領夫人 =2日、ソウル
一方、金正淑(キム・ジョンスク)大統領夫人は2日、駐韓ニュージーランド・ルーマニア・イスラエル・ザンビアの大使と一緒に公演を観覧した。青瓦台(大統領府)の高ミン廷(コ・ミンジョン)副報道官は、「全世界の人々が注目する平昌オリンピックの成功を願うのはもちろん、スポーツで一つになる和合を願いながら観覧した」と説明した。
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