文化

2019.04.29

「漢江市民公園」は、韓国人だけでなく外国人にも人気スポットである=アイクリックアート

「漢江市民公園」は、韓国人だけでなく外国人にも人気スポットである=アイクリックアート



[カン・ガヒ、キム・ウニョン]

ソウルの中心部を流れる大河「漢江(ハンガン)」沿いの各エリアには「漢江公園」が造成されている。韓国人だけでなく、外国人にも大人気のスポットだ。ここを訪れる人は、散歩をしたり、運動をしたり、その他いろいろな趣味活動を楽しんでいる。公園を利用する人は、漢江事業本部が指定した「基本エチケット:漢江公園でしてはいけない行為」を守らなければならない。

テントは、11カ所ある漢江公園のうち、13カ所の指定された場所でのみテントの設置が可能となる。指定場所以外で無断設置した場合には、罰金100万ウォン(約10万円)が科される。

設置できるテントのサイズは、幅2メートル・奥行き200メートル以下。必ずテントの2面以上を開けなければならない。違反した場合、1回目に100万ウォン(約10万円)、2回目に200万ウォン(約20万円)、3回目に300万ウォン(約30万円)が科される。利用時間は、午前9時から午後7時までに制限される。

犬を散歩させる時には、必ずリード(引き網)をつけ、排泄物は放置しないこと。違反した場合、5万ウォン(約5千円)から7万ウォン(約7千円)の罰金が科せられる。

タバコの吸い殻やガム、ゴミのポイ捨ても禁じられている。違反した場合、3万ウォン(約3千円)の罰金が科せられる。このほか、無断駐車(約5千円)・騒音及び悪臭(約7万円)・植物を採取、損傷(約1万円)・禁止区域での釣り(約5万円)といった行為にも罰金が科せられる。

ソウル市は、快適な漢江公園づくりに向けた管理と取り締まりを強化する方針。また、公園のゴミ排出量を減らすキャンペーンや散歩しながらゴミを拾うキャンペーンなども行う予定だ。

kgh89@korea.kr