文化

2022.05.11

宮中文化祝典の開幕祭=10日、ソウル、聯合ニュース

宮中文化祝典の開幕祭=10日、ソウル、聯合ニュース


[キム・ヘリン、イ・ギョンミ]

ソウルの5大古宮(景福宮、昌徳宮、徳寿宮、昌慶宮、慶熙宮)と宗廟、社稷壇一帯で開かれる韓国最大規模の文化遺産フェスティバル「宮中文化祝典」が10日に開幕した。

文化財庁と韓国文化財財団は10日の夜、景福宮・興礼門広場で開幕祭を開催した。ここ2年間は、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、開幕祭をオンラインで配信したが、今年からは会場開催されるようになった。

毎年、春(5月)と秋(10月)の2回開催される同祝典。今年は49のプログラムが用意されている。

まず、20日から22日まで披露されるミュージカル「昭顕(ソヒョン)」。朝鮮時代第16代国王の仁祖(インジョ)の長男で、第17代国王である孝宗(ヒョジョン)の同腹の兄だったソヒョン王世子の物語を、韓国の伝統音楽でアレンジした作品。

YouTubeチャンネル「宮陵TV」(https://www.youtube.com/c/%EA%B6%81%EB%8A%A5TV)で同祝典に関する動画が見ることができる。

景福宮・後庭の公開を記念して行われる連携プログラムは、スマートフォンのアプリケーション(NAVER、カカオトーク、TOSS)で青瓦台入場申し込みを通じて参加できる。祝典の期間中は休館せず、毎日無料で入場可能。徳寿宮、昌慶宮は午後9時まで。

詳細はウェブサイト(chf.or.kr/fest)で確認できる。

kimhyelin211@korea.kr