クリプト・ドットコム・アリーナで行われた「KCON・LA2023」=18日(現地時間)、米ロサンゼルス
[キム・ヘリン]
[写真=CJ ENM]
米国のK-POPフェスティバルである「KCON・LA2023」に、3日間で計14万人が訪れ、歴代最多の観客数を記録した。
主催側のCJ ENMは21日、「KCONの発祥地である米国で『KCON・LA』が、11年の歴史を持つ世界最大規模のK-カルチャー・フェスティバルとしての底力を証明した」と発表した。
「KCON・LA2023」は18日から20日(現地時間)まで、米ロサンゼルスのLAコンベンション・センターとクリプト・ドットコム・アリーナ(Crypto.com Arena)で開催された。オンラインでは、176の国と地域で有料または無料でアクセスした約590万人の観客がイベントを楽しんだ。
特にクリプト・ドットコム・アリーナで3日間開かれたメインコンサートは、現地ファンの熱狂的な反響を呼んだ。IVE、ZEROBASEONE、ITZY、ATEEZ、CRAVITY、NMIXX、MONSTA Xのショヌ・ヒョンウォン、Stray Kids、テミンなど21のアーテイストが舞台に上がった。
「KCON・LA2023」のメインコンサート=19日(現地時間)、米ロサンゼルスのクリプト・ドットコム・アリーナ
CJ ENMによると、1日平均4万5000人余りが会場を訪れた。これは2日間で9万人が訪れた昨年のコンサートより5万人多く、5月に開かれた「KCON・JAPAN 2023」で記録した歴代最多観客数の12万3000人を大きく上回る。
2012年にLAで始まったKCONは、K-POPを中心に文化コンテンツ、技術、食品など韓国の多様な魅力を楽しめるフェスティバルだ。今回は期間中、計278のコンベンションブースが設けられ、153の企業およびブランドが参加した。
韓国企業の海外進出を支援する事業である「K-COLLECTION」には50社が参加し、現地にブランドパワーを紹介した。
LAコンベンションセンターを埋め尽くしたブースには、観客がKビューティーとKコンテンツ、モバイル機器などを体験できる場も設けられた。