「ＫＣＯＮサウジアラビア２０２２」を訪れた訪問客が、韓国文化の広報資料を見ている様子＝２０２２年９月、サウジアラビア・リヤド、ＣＪ ＥＮＭ公式インスタグラム
[エスラ・エスラ・モハンマッド]
サウジアラビアの首都リヤドで、中東の青年２万人余りを対象に、コリアの頭文字であるＫを付けた「Ｋ－美容」、「Ｋ－食べ物」、「Ｋ－ショッピング」などをテーマに多彩な文化イベントが開かれる。
文化体育観光部は６日、「２０２３～２０２４韓国訪問の年」を迎え、韓国観光公社とともにリヤドで「サウジアラビア韓国観光フェスタ」を開催すると発表した。
今回のイベントは、中東最大規模のＫ－ＰＯＰ有料コンサートである「ＫＣＯＮサウジアラビア２０２３」と連係して、コンサートが開かれるリヤドのモハメド・アブドゥアリーナで行われる。
主な観覧層が１０～３０代のＫ－ＰＯＰファンであるＫ－ＣＯＮのイベントと連係し、購買力のあるＫ－ＰＯＰファンの訪韓を促す計画だと文体部は説明した。
会場ではイニスフリー、農心（ノンシム）などの韓国企業が参加する広報体験館と「２０２３～２０２４韓国訪問の年」の広報館などが運営される。ハラール認証のマスクパック体験、ハラール認証のラーメンを贈呈するイベントなど、中東に特化したコンテンツも提供される予定だ。
８日にはＪＷマリオット・ホテル・リヤドで、韓国企業が現地企業を対象に相談を行う「韓国観光トラベルマート」と「医療・ショッピング・観光ベンチャー」をテーマに両国政府の関係者と現地メディア、インフルエンサーなど２５０人余りが参加する「韓国観光の夜」のイベントが開かれる。
文化体育観光部のパク·ジョンテク観光政策局長は、「訪韓の可能性と、韓流への関心が高い参加者が集まる今回のイベントをきっかけに、中東の第１訪韓市場であるサウジアラビアの観光客を積極的に誘致する」として「付加価値の高い訪韓の需要を最大限広げる」と述べた。
「ＫＣＯＮサウジアラビア２０２３」の広報ポスター＝ ＣＪ ＥＮＭ
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