文化

2024.01.09

昨年、韓国のゲームがブラジル、インド、サウジアラビアなど新興市場で人気を集めていることが 分かった。写真はBEXCOで開かれた「G-Star2023」でゲームを楽しむ観覧客の様子= 2023年11月、釜山・海雲台区、聯合ニュース

昨年、韓国のゲームがブラジル、インド、サウジアラビアなど新興市場で人気を集めていることが 分かった。写真はBEXCOで開かれた「G-Star2023」でゲームを楽しむ観覧客の様子= 2023年11月、釜山・海雲台区、聯合ニュース


[パク・ヘリ]

昨年、ブラジル、インド、サウジアラビアなどの新興市場において、韓国ゲームの人気が高まっていることが、調査によりわかった。

文化体育観光部と韓国コンテンツ振興院は8日、「2023海外市場における韓国ゲームの利用者調査」という報告書を発刊した。

調査は、韓国のゲームを利用している9200人(アジア、米州・大洋州、ヨーロッパ、中東・アフリカなど4圏域18カ国に居住、満15歳以上)を対象に行われた。

報告書によると、海外で韓国のゲームを楽しむ利用者の平均利用時間は、平日2時間48分、週末3時間39分。

PC・オンラインゲームの利用時間は、ブラジルが平日3時間39分、週末4時間39分と、利用時間が最も長かった。モバイルゲームの利用時間は、平日の場合、インドが3時間21分、ブラジル・サウジアラビアが3時間14分。週末の場合、インドが4時間3分、インドネシアは4時間2分であった。

海外利用者が最も多いゲームは、PC・オンライン・モバイル共にクラフトンの「バトルグラウンド」。PC・オンラインゲームを国別にみると、パールアビスの「黒い砂漠(日本)」、ネクソンの「カートライダー(台湾)」、グラビティの「ラグナロクオンライン(米国、インドネシア、ブラジル、英国、フランス、イタリア)」などがリストに上がった。

PC・オンライン、モバイルなど韓国ゲームに支出する費用は、月平均42.47ドルと集計された。国別に見ると、中国(74.47ドル)が最も多く、アラブ首長国連邦(63.28ドル)が後に続いた。

海外利用者が韓国のゲームを楽しむ理由としては、「好きなジャンルである」、「ストーリーがいい」などであった。

また、報告書では、消費人口を考慮した場合、中東と中南米市場の潜在的な成長の可能性が高いと分析している。また、該当国家の言語や宗教など文化に対する理解度を高め、関連法規制などを事前に考慮する必要があると強調した。

hrhr@korea.kr