「韓国の醤（ジャン）作り文化」を無形文化遺産に登録することを決めたユネスコの政府間委員会＝３日（現地時間）、パラグアイ、ユネスコ公式フリッカー
[テレシア・マーガレット]
大豆を発酵させてテンジャンやカンジャン（醤油）を作る、「韓国の醤（ジャン）作り文化」が国連教育科学文化機関（ユネスコ）の無形文化遺産に登録された。
ユネスコの政府間委員会は３日（現地時間）、 パラグアイの首都アスンシオンで会議を開き、このような内容を決めた。
韓国の伝統料理文化としては、「キムジャン文化」に続いて２回目の登録となる。「醤作り」の伝統性や独創的な技術、醤を作る過程で形成された家族や共同体精神の伝承などが高く評価されたものとみられる。
テンジャンやコチュジャンなど、韓国の醤（ジャン）が入っている甕（かめ）＝KOREA.net DB
「韓国の醤作り文化」は、韓国料理の基本となる「醤」を作り、管理・利用するのに必要な知識や信念、技術などを含む。
今回の登録により、韓国の無形文化遺産は「宗廟祭礼と宗廟祭礼楽」「パンソリ」など、２３件になった。
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