発足式で、記念撮影を行う文化体育観光部のチェ・スヒ海外広報政策官(中央)とK-インフルエンサー=29日、ソウル
[テレシア・マーガレット]
[写真=文化体育観光部]
全世界約2800人の外国人広報活動家が、韓国文化の魅力を世界に発信する。
文化体育観光部は29日、ソウル・中区(チュング)のKOCISセンターで「K-インフルエンサー」の発足式を行った。オン・オフラインで参加した約1300人のグローバルコンテンツクリエイターに、任命状が授与された。
今年95カ国・1303人の「K-インフルエンサー」と101カ国・1498人の「KOREA.net名誉記者団」が活動する。韓国の観光地や料理、文化コンテンツ、政策や暮らしなどについて、多言語で紹介する。
「K-インフルエンサー」は、2020年に始まり、現在まで制作された動画コンテンツは、2万件を超える。今年の「K-インフルエンサー」は、アジア出身が全体の41.5%で最も高いシェアを占めた。続いて2位は、アフリカ(17.5%)3位は、北アメリカ(14.5%)だった。
注目すべき「K-インフルエンサー」は、インドのユーチューバー、プラガティ・バルマ(Pragati Verma)とメキシコのパオラ・バレンシア(Paola Valencia)だ。サブスクライブ数2400万人のバルマは、「韓国の伝統と流行、日常をテーマに、独特なコンテンツを作りたい」と話した。バレンシアも「K-POPカバーダンスや、韓国文化芸術に関するインタビューなど、多様なコンテンツを作りたい」と話した。
「KOREA.net名誉記者団」発足式のポスター
2011年に発足した「KOREA.net名誉記者団」は、韓国文化を広報するサポーターズだ。30日、発足式を経て本格的な活動に突入する。
文化体育観光部はK-インフルエンサーとKOREA.net名誉記者団の活動を後押しするために、コンテンツ制作クラスとオン・オフライン体験プログラムを行う。今年は、小都市の観光地や文化遺産などを中心に広報する予定だ。
文化体育観光部のチェ・スヒ海外広報政策官は「『K-インフルエンサー』と『KOREA.net名誉記者団』は、世界と韓国をつなぐメッセンジャーだ」とし、「『K-インフルエンサー』と『KOREA.net名誉記者団』が幅広い経験を楽しめるように支援する」と話した。
margareth@korea.kr