「観光産業は、単に経済的付加価値の創出にとどまらず、人類の幸福と世界平和に貢献できる貴重な交流ツールです」

キム・ジョンドク文化体育観光相は11日、ウェスティン朝鮮ホテルで開かれた「2014文化・観光クリエイティブ・ブランド構築フォーラム」で、観光及び観光産業の重要性を強調した。キム文化体育観光相は、「21世紀は文化と観光の世紀だ。世界の人々が楽しみを分かち合える観光は、新たな成長エンジンとして多くの雇用を創出する中核産業として浮上しつつある」と述べた。

また、「20の国の観光政策立案者と専門家らが出席した今回のフォーラムは、文化と観光の融合・複合戦略について互いの経験を共有する場だ。各国の成功事例を互いに共有し、発展につなげていきたい」と述べた。



この日のフォーラムに出席したコロンビア通商産業観光省のサンドラ・ハワード・テイラー(Sandra Howard Taylor)次官は、「文化は、経済・社会成長のエンジンであり、全ての旅行者に真の価値を与えるものだ。(観光地の)地元住民の積極的な参加があれば、責任ある方式で観光を楽しめるはず」と述べた。そして、「コロンビアを訪れる韓国人観光客が増えている。言語が違い、遠く離れた国であるにもかかわらず、昨年5千人以上の韓国人観光客がコロンビアを訪れた」と語った。



今回のフォーラムは、「創造経済時代の文化観光活性化策」というテーマで、「クリエイティブ観光と文化の力」「伝統資源を活用した文化観光開発」「観光活性化による都市再生」に関する発表、聴衆との質疑応答、全体討論の順に進められた。

20の国から参加した観光関連の公務員と専門家らは22日まで滞在し、ソウルや首都圏の主要観光地を視察するほか、慶尚道一帯で嶺南大学主催の観光政策研修を受ける予定だ。

記事・写真：コリアネット　チョン・ハン記者
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