政策

2016.09.19

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韓国の有機加工食品企業9社が、今月22日から24日まで米ボルチモアで開かれる有機加工食品博覧会「ビオファアメリカ」で39製品を披露する。写真は昨年の様子



国立農産物品質管理院(以下、農管院)が韓国の有機加工食品を紹介しようと博覧会「ビオファアメリカ(Biofach America)」で韓国ブースを運営する。

毎年開催されている「ビオファアメリカ」は米東部最大の有機加工食品博覧会で、今年は米ボルチモアで9月22日から24日まで開かれる。世界の有機加工食品が一堂に集まるこのイベントは、関連業者や消費者たちが新製品を見物し、その場で多くの契約が締結されることでよく知られる。

韓国では「チョンオ健康」、「ソナンセサン」、「緑茶院(ノクチャウォン)」、「ガンリムオーガニック」、「ファーマーズマム」など9社が参加し、ミスッカル、お茶、醤油、味噌、コチュジャン、エゴマ油、玄米など計39種の有機加工食品を披露する。

韓国と米国間では2014年7月、有機加工食品に関する認証を相互に認める「韓米有機加工食品同等性協定」を発効されている。これに基づき、韓国で有機加工食品の認証を得た製品は同等性協定の基準を満たした場合、別途の追加認証がなくても米国で「有機(organic)」表示が可能となっている。

農管院のイ・ジェウク院長は「近年有機食品に対する消費者の関心が高まり世界の有機食品市場が持続的に成長している。今回の博覧会参加は韓国有機食品の輸出増加に繋がる良い機会になるだろう」と期待を示した。

コリアネット ソン・ジエ記者
写真:ビオファアメリカ
翻訳:イ・スミン
jiae5853@korea.kr