地震の被害現場を訪れた李洛淵国務総理(左から3番目)=16日、 慶尚北道・浦項、国務総理室
[ソン・ジエ、キム・ウニョン]
李洛淵(イ・ナクヨン)国務総理は16日、南東部の慶尚北道浦項(ポハン)市で前日発生した地震の被害現場を訪れた。浦項市で15日に起きたアグニチュード (M)5.4の地震は、韓国で観測史上2番目の規模で、地震による被災者は1500人を越えた。
李国務総理は、「今すぐやるべきことは、被害復旧や被害を受けた市民を助けること」とし、「各機関はマニュアル通りにしてほしい」と呼びかけた。
各部庁の長官に「現場が最優先」と強調した李国務総理は、「(今後の措置も地震現場に近い)浦項市が優先となり、浦項市の意見を最優先とする」と述べた。
文在寅(ムン・ジェイン)大統領は、地震発生から2時間後に「緊急の首席秘書官・補佐官会議」を開き、「原子力発電所だけでなく、あらゆる産業施設の安全を徹底に点検する」とし、「地震は余震による不安も大きいため、状況を徹底に管理する」と強調した。
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