2016年に行われた乙支フリーダム・ガーディアンで、会見の準備をする韓米関係者ら=国防日報
[パク・ヘリ、イ・ギョンミ]
韓国と米国の両政府は19日、8月に予定されていた定例の韓米合同指揮所演習「乙支(ウルチ)・フリーダム・ガーディアン」(UFG、Ulchi Freedom Guardian)を中止することで合意した。
韓米の国防部は「緊密な共助を通じて、8月に行われる予定だったフリーダム・ガーディアン軍事演習の全ての計画活動を猶予すると決めた」とし、「追加措置については韓米が引き続き協議する予定」と発表した。
米国防総省のホワイト報道官は18日(現地時間)声明で「トランプ米大統領の約束に従い、また同盟国である韓国と協力して米軍当局は、8月に予定されていたフリーダム・ガーディアンに関する全ての計画を中止する」とし、「今後の演習に関しては、まだ決定されてない」と発表した。
青瓦台(大統領府)は、韓国独自の訓練である乙支演習に関して猶予の可能性はあるということを明らかにした。 金宜謙(キム・ウィギョム)報道官は「乙支演習についてはまだ議論中」とし、「UFGのように猶予するか、これまでの方式でするか、状況によって変化するか。この中から選ぶ」と伝えた。
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