京義線の北朝鮮区間でトンネルを視察する南北共同調査団=統一部
[キム・ミンジ、キム・ウニョン]
韓国と北朝鮮(南北)の鉄道連結に向け、韓半島東側の東海線の北朝鮮側区間を共同調査するため、韓国の調査団が8日午前に訪北する。
調査団は8~17日、北朝鮮側と金剛山(クムガンサン)から豆満江(デゥマンガン)までの800キロの区間を移動し、線路や鉄道施設などの状態を点検する。韓国の列車が東海線の金剛山から豆満江の区間を走るのは南北分断後初めて。
韓国調査団はバスを利用し金剛山駅から安辺(アンビョン)駅までの区間を視察し、安辺駅からは列車に乗って調査を行う。
南北は、先月30日から今月5日まで、韓半島西側の京義線の開城(ケソン)駅―新義州(シニジュ)駅間(約400キロ)を移動し、線路の状態などを点検した。共同調査団約3分の1が東海線の調査に参加する予定。
韓国側調査団の団長を務める国土交通部の林鍾一(イム・ジョンイル)鉄道建設課長は、5日の会見で調査した線路の状態について、「過去に行った共同調査の時と大きな変化はなかった」とし、「時速20~60キロで調査団の列車が走った。平壌の南方区間では遅くて、北方区間では早かった」と伝えた。
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