[イ・ギョンミ]
[映像=青瓦台ユーチューブ]
文在寅(ムン・ジェイン)大統領は1日、国軍統帥権者としては初めて、韓国空軍の空中指揮機「ピースアイ」に搭乗し、約2時間、韓国の領土・領海を飛行した。
青瓦台(大統領府)の康珉碩(カン・ミンソク)報道官はこの日、「文大統領が韓半島全域の陸・海・空の備えの体制を点検するため、哨戒飛行を行った」と書面で発表した。また、新年の初日程として哨戒飛行を行ったのは、「強固な安全保障なしには平和もないという判断によるもの」と説明した。
文大統領は午前6時10分、空軍第15特殊任務飛行団に到着し、E-737に搭乗した。その後、任務遂行について報告を受け、指揮飛行に乗り出した。E-737機は、空中監視・早期警報・指揮統制などの任務を果たす韓国空軍の中核戦力。
文大統領は「完璧な安保態勢に向け、昼夜を問わず努める皆さんのおかげで国民が平和な新年を迎えることができた」とし、「ありがたく、頼もしい」と関係者らを激励した。
飛行が終わった後、文大統領は「2020年は全国民にとって厳しい一年だったが、軍は安保という本来の任務以外にも、防疫に向け取り組み、災難の克服のためにも努力した」とし、「日常が戻り、韓国が(世界を)リードする国に跳躍する年にしよう」と述べた。
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