政策

2021.06.28

世宗韓国語評価(SKA)の模擬試験が行われる中国・杭州の世宗学堂の様子=世宗学堂財団


[キム・ミンジ、イ・ギョンミ]

韓国語教育機関「世宗(セジョン)学堂」を運営する世宗学堂財団は28日、韓国語を勉強する学習者向けの韓国語試験「世宗韓国語評価(SKA)」を来年から導入すると発表した。

SKAは、韓国語を母語としない外国人や在外同胞の韓国語能力を測定し認定する試験。文化体育観光部が告示した「韓国語標準教育課程」をもとに、初・中級レベルの口述・聞き取り・読解・作文の能力を評価するものである。

同財団は、SKAを導入する理由について、最近の韓流ブームの影響により韓国語に対するニーズが増加し、韓国語能力測定を求める声が高くなったと説明した。

来年からの実施に先立ち、今月15日から30日まで、韓国内外で2500人あまりが参加する模擬評価が行われる。

海外では、15日から22日まで、5カ国・7カ所の世宗学堂から約1700人が受験した。韓国では、24日から30日まで、19カ所の韓国語教育機関の約800人が受験する予定。

同財団は、模擬評価の結果に基づいて運営システムを改善し、SKAを来年から本格的に実施する予定だ。

kimmj7725@korea.kr