政策

2021.12.09

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国連平和維持活動局のジャン・ピエール・ラクロワ事務次長=8日、ソウル、外交部


[ユン・ヒヨン、キム・ウニョン]

国連平和維持活動(PKO)の閣僚級会合が8日、2日間の日程を終えて閉幕した。アジアの国として初めて韓国のソウルで開催。


8日には「任務遂行能力」と「民間人の保護・安全」をテーマとするセッション3・4が行われた。各国の代表らは、特殊部隊の活動や医療力量の強化などについて成果を共有した。韓国政府は、平和維持に必要な技術と医療力量の強化に向けた「ソウル・イニシアティブ」を発表した。


国連平和維持活動局のジャン・ピエール・ラクロワ事務次長は、閉幕式で「加盟国の支持と公約が 平和維持活動を促し、多くの人々の生活に変化をもたらすことができる」と強調した。


外交部の鄭義溶(チョン・ウィヨン)長官は、同式で「国連と国際社会の支援で戦争の惨禍を乗り越えられた」と韓国の経験を紹介。また、「平和を維持し、人々を保護するなど、目標達成に向けて努力する」と述べた。

国防部の徐旭(ソ・ウク)長官は、国際社会に対し、PKOへの支持を呼びかけ、「今後も緊密なパートナーシップを構築し、様々な模範事例を生み出していく」と抱負を述べた。

74カ国・地域や欧州連合、北大西洋条約機構(NATO)などが参加。この中、60カ国・地域が PKOの改善・強化に向けた公約を発表した。「ソウル・イニシアティブ」への支持も表明。


hyyoon@korea.kr