政策

2023.04.17

握手する文化体育観光部の朴普均長官と日本国土交通相の斉藤氏=14日、日本・東京

握手する文化体育観光部の朴普均長官と日本国土交通相の斉藤氏=14日、日本・東京


[パク・ヘリ]
[写真=文化体育観光部]

文化体育観光部の朴普均 (パク・ポギュン)長官は14日、日本・東京にある国土交通省の庁舎で、日本国土交通相の斉藤鉄夫氏と面会し、観光交流の活性化や両国関係の発展に向け協力することで一致した。

朴長官は「先月、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領が訪日し、岸田総理と首脳会談を行った。これを通じて、両国の関係は共に努力し、ウィンウィンの関係になることができる」とし、「両国間の未来志向的な交流・協力時代を開くために努めている」と説明した。

斉藤氏は「尹大統領の訪日首脳会談は、日本国民に感動を与えてくれた」とし、「尹大統領の勇気ある決断や行動を、我々は尊敬する気持ちで見守った」と応えた。

朴長官は両国間の観光交流について、韓国を訪れる日本人観光客が増加するよう、政府レベルの支援を要請した。

また、「最近、日本観光客の韓国訪問が増えてはいるが、韓国人の日本訪問に比べると、差が大きい」とし、「その差が縮むよう、日本が政府レベルの努力をすることを期待する」と述べた。

これに対し、斉藤氏は「責任を持って取り組む」と答えた。

面談する文化体育観光部の朴普均長官と日本国土交通相の斉藤氏=14日、日本・東京

面談する文化体育観光部の朴普均長官と日本国土交通相の斉藤氏=14日、日本・東京


両氏は、日本による植民地時代という歴史にも触れた。斉藤氏は「たくさんの韓国人が広島へと強制連行され、被爆して韓国に戻った」とし、「韓国に住む被爆者に対し、被爆者援護法の適用実現に取り組む議員の会を作った」と、韓国に関する自分の経験話をした。

その上で、「仏教をはじめとした日本文化は、韓半島を通じて日本に伝来した。韓国は『文化大恩の国』である」とした。

朴長官は、韓国人被爆者を支援してきた斉藤大臣の献身と努力に謝意を表した。

hrhr@korea.kr