文化体育観光部が６日「文化に恵まれた社会、Ｋーカルチャーが率いるグローバル文化強国」というビジョンの下、今年の主要政策計画を発表した。写真は、駐ワシントン韓国文化院で開かれた「Ｋーウェブトゥーン、Ｂｅｙｏｎｄ ｔｈｅ Ｓｃｅｎｅ」の展示に訪れた観覧客の様子＝昨年９月、米・ワシントン、駐ワシントン韓国文化院
[ソ・エヨン]
文化体育観光部は、今年、コンテンツ分野に歴代最大の規模の１兆７４００億ウォンの金融支援を行う。Ｋーコンテンツが世界市場の先頭を走り、活躍できるようにするためだ。訪韓観光客２０００万人達成に向け、観光に便利な環境を整えていく。さらに、文化芸術やスポーツ、観光資源を融合し、グローバル・フェスティバルの開催や観光ブランド化に力を入れる。
文化体育観光部は６日、「文化に恵まれた社会、Ｋーカルチャーが率いるグローバル文化強国」というビジョンの下、今年の主要政策計画を発表した。
まず、世界で人気のＫーカルチャーをより盛り上げるため、文化芸術作品の創造や海外進出の支援に力を入れる。
さらに、オペラ・バレエなどの海外進出とミュージカル・美術・文学・工芸などの海外展開における支援も強化する。代表作家には、「創作・流通・海外進出」に関する支援を段階別に強化し、創作活動 を後押しする。また、素晴らしい作品はレパートリー化する。
フランス現地では「２０２４パリ・コリアシーズン」を進める。７月から８月に開かれる「２０２４パリ五輪・パラリンピック」で、初めて正式種目として採択されたブレーキングダンスの公演（５月）を皮切りに、広報を行う。韓国観光ロードショー（６月）など、オリンピック期間中に韓国文化や観光に対する総合的な広報を繰り広げる。
韓国経済の輸出において、凄まじい変化をもたらしているＫーコンテンツ分野。今年は計１兆７４００億ウォン規模の金融支援を行う。特に、知的財産権ＩＰ）の確保を条件とする「Ｋーコンテンツ戦略ファンド」を６０００億ウォン規模で新規造成する。
また、各分野の資源を総動員し、観光効果につながるようにする。訪韓観光客２０００万人を達成するためだ。
「２０２４韓国訪問の年」を迎え、Ｋー観光メガロードショーを２５の都市で開催する。関係省庁と協力し、入国・交通・ショッピング分野で訪韓外国人の利便性を高める。観光業界の資金難や人手不足を解消するための金融支援および規制革新にも、積極的に取り組む。具体例としては、ホテル・コンドミニアム業者の外国人材雇用許可制（Ｅ－９）の試験的運用など。
文化体育観光部は、余暇費に対する国民負担を減らすための政策を広げる。生活の中にスポーツを取り入れられるようにする。体育講師への支援を通じて、スポーツ産業を育成するという好循環が生まれるようにする計画だ。
xuaiy@korea.kr
