「韓国・ASEAN国防相会議」で発言する国防部の金龍顯長官 =21日、ラオス、ASEANフェイスブック
[アフメットジャヴァ・アイスル]
国防部の金龍顯(キム・ヨンヒョン)長官は21日、ラオス・ビエンチャンで開催された「韓国・東南アジア諸国連合(ASEAN)国防相会議」に出席した。
金長官は会議で「今年は、韓国とASEANの関係が『包括的戦略パートナー関係』へと格上げされただけに、国防分野もそれにふさわしい関係に発展させる」と強調した。
金長官は、「ASEANが中心となる力の強化」「国際法やルールに基づいた国際秩序の推進」「韓国・ASEANが実感できる成果創出」という、3つの協力原則を挙げた。
特に、「海洋安保」「防衛産業協力」「平和維持活動」といった、優先して協力する必要がある新規事業3つを公式に提案した。
他には、2026年に韓国海軍が主催する「韓国・ASEAN海軍作戦部長会議」、「韓国・ASEAN海洋協力シンポジウム」、「韓国・ASEAN海洋連合訓練」などを提案した。来年には、「韓国・ASEAN防衛産業協力カンファレンス」を実施することで一致した。
この日、インドのシン国防相、タイのプームタム副首相兼国防相、ラオスのチャンサモーン・チャンニャラート副首相兼国防相と相次いで会談した。
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