政策

2024.11.25

「第5次政府間交渉委員会」が25日から来月1日まで釜山のBEXCOで開かれる。写真は、開会式が行われている様子=25日、釜山・海雲台、聯合ニュース

「第5次政府間交渉委員会」が25日から来月1日まで釜山のBEXCOで開かれる。写真は、開会式が行われている様子=25日、釜山・海雲台、聯合ニュース


[コ・ヒョンチョン]

プラスチック汚染を根絶するための国際条約文書制定に向けた第5回政府間交渉委員会(INC-5)が、釜山(プサン)BEXCOにて開催される。

環境部はINC-5が25日から来月1日まで開催されると22日、明らかにした。

国連加盟国のうち170カ国の政府代表団と31の国際機関、産業界・市民団体・学界などから約3500人が参加する予定だ。韓国の代表団は、首席代表として趙兌烈(チョ・テヨル)外交部長官、交替首席代表として金琓燮(キム・ワンソプ)環境部長官、外交部、環境部、産業通商資源部、海洋水産部の関係官で構成された。

INC-5は、プラスチックの全周期(生産から廃棄まで)と関連し、法的拘束力のある国際条約文書の制定を目指す。これまでウルグアイ、フランス、ケニア、カナダで4回開催された。

しかし、プラスチックの原料であるポリマーの生産規制などが主な争点となり、各国の立場が浮き彫りになっている。

韓国政府は、深刻なプラスチックごみ問題を解決するために、生産・消費・廃棄・リサイクルに至るプラスチックの全周期を考慮した効果的かつ実現可能な国際協約が早く制定されることを願う立場だ。韓国はINC-5の開催国として、外交力を発揮し、交渉の妥結に向けて全力を尽くす。

プラスチック協約は国連気候協約以後、最も影響力のある国際環境協約になると期待を集めている。

hjkoh@korea.kr