政策

2025.02.17

「韓国経済説明会」で挨拶をするチェ・ジョング国際金融協力大使=14日、シンガポール、企画財政部

「韓国経済説明会」で挨拶をするチェ・ジョング国際金融協力大使=14日、シンガポール、企画財政部


[キル・ギュヨン]

チェ・ジョング国際金融協力大使が、シンガポールと香港を皮切りに、韓国の経済について正しく知らせるために乗り出した。

企画財政部は16日、チェ・ジョング国際金融協力大使が11日~14日、シンガポールと香港を訪問し、韓国の経済について説明会を開き、3大グローバル信用評価士と面談を行ったことを明らかにした。

今回の説明会には企画財政部、金融委員会、韓国投資公社などの主要機関とブラックロック(Blackrock)、ピムコ(PIMCO)などのグローバル主要資産運用会社から役員級が参加した。

チェ・ジョング国際金融協力大使は、「政治的不確実性が憲法や関係法律に基づいて、着実に解消されている」とし、「経済システムのおかげで韓国の金融・外国為替市場も急速に回復できた」と説明した。

さらに、「安定的な外貨保有額、歴代最大規模の純対外金融資産、低い政府負債比率が韓国経済の堅調なファンダメンタルを表している」と強調した。

また、香港とシンガポールにある3大グローバル格付け会社、主要投資銀行の関係者と会合し、韓国の経済・政治状況をめぐる見解を共有した。

グローバル信用評価会社は「韓国が最近の事態にしっかり対処している」とし、「政治的膠着状態が財政の悪化につながり、信用等級が下方修正された他の国々とは違う」と評価した。

一方、香港上海銀行(HSBC)のアジア中東共同代表であるデビッド・リアオは、韓国の資本・外国為替市場の先進化政策について言及し、韓国がWGBIに編入されたことを評価した。

チェ・ジョング国際金融協力大使は、今後、ニューヨークとロンドンで韓国の経済説明会を開催する。グローバル格付け会社や主要金融界の関係者らと面談を続ける予定だ。

gilkyuyoung@korea.kr