政策

2025.05.09

KOICAが、パレスチナのヨルダン川西岸地区ラマッラーに建設した「リハビリセンター」で、パレスチナ人の患者が治療を受ける様子=6日、KOICA

KOICAが、パレスチナのヨルダン川西岸地区ラマッラーに建設した「リハビリセンター」で、パレスチナ人の患者が治療を受ける様子=6日、KOICA


[ユ・ヨンギョン]

韓国国際協力団(KOICA)が6日(現地時間)、パレスチナのヨルダン川西岸地区に位置するラマッラー(Ramallah)とクアバティヤ(Qabitiya)に、リハビリセンターを開設したと7日、明らかにした。

身体・情緒・言語障害を治療する西安地区初の統合リハビリセンターだ。VR基盤の歩行・均衡訓練システム、認知リハビリに活用される3次元インタラクティブ装備など、現代的な装備を備えている。

KOICAは2021年から、世界保健機関(WHO)と協力し、「パレスチナ西岸地区公共リハビリセンターの建設及び力量強化事業」を推進してきた。

KOICAのキム・ミンジョンパレスチナ事務所長は「韓国はパレスチナに平和が定着することを願う。国連などの多様なパートナーと共に、人道的支援を含む多様な事業を現地で実施している」と話した。

KOICAは現在、WHOとは「パレスチナ災難で被害を受けた脆弱階層の精神・健康管理における改善、回復力強化事業」を展開している。また、国連人口基金(UNFPA)とは「紛争状況での性暴力予防および生存者支援事業」を展開している。

dusrud21@korea.kr