写真は、双方の首席代表である(左)EEASアジア太平洋室長のニクラス・クバンストレムとキム・ヒサン外交部経済外交調整官=外交部
[カン・ガヒ]
韓国とEUが7日(現地時間)、ベルギーのブリュッセルで第21回共同委員会を開催した。グローバル複合危機への対応として、デジタル革新や経済安保における協力を強化することで意見が一致した。
同日、双方はグローバル供給網の不安定や増加傾向にある地政学的リスクを考慮し、類似の立場である国家として、経済安保協力の重要性に共感した。そして、核心鉱物供給網など主要イシューにおける政策協力を拡大することにした。
韓国側は鉄鋼セーフガード、炭素国境調整制度(CBAM)などEUの規制に関連する韓国企業に、公正な競争をできるように保障してくれるよう要請した。
双方は、韓国のEU研究革新財政支援プログラムである「ホライズンヨーロッパ」に参加する。韓国・EUデジタル通商協定(DTA)の妥結などを土台に、AIやデジタル技術の革新に向けて、実質的な協力方案を模索することにした。
韓EU安保防衛パートナーシップと関連しては、昨年11月に採択した合意文書を基盤に、パートナーシップが着実に履行されていると評価した。年内に第1回安保防衛対話の開催を推進することにした。
さらに、韓半島情勢、ウクライナ、インド・太平洋地域の戦略環境などの主要地域およびグローバル安保イシューについて意見を交わした。
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