「第2回板橋(パンギョ)自動運転モーターショー」で走行する京畿道の自動運転バス「ゼロシャトルバス」と仁川大学校の自動運転フォーミュラカー=15日、京畿道・板橋
[板橋=ミン・イェジ、オ・ヒョヌ、イ・ギョンミ]
[写真=オ・ヒョヌ]
自動運転の現在と未来を感じられる「板橋(パンギョ)自動運転モーターショー」が15~17日、京畿道(キョンギド)の板橋第2テクノバレーで開催された。
自動運転車の試乗会、大学生による自動車融合技術大会、自動運転VS人間のミッション対決など、様々なプログラムが行われた。今年で第2回目であり、今年も世界唯一の自動運転モーターショーである。
「第2回板橋(パンギョ)自動運転モーターショー」の開幕式で、相次いで入場する自動運転車を撮影する取材陣=15日、京畿道・板橋
特に、開幕日の15日に行われた「自動運転車試乗会」には、一般人だけでなく、実際に自動運転車を研究・開発中の研究家たちも詰め掛けた。
成均館(ソンギュングァン)大学校の自動運転開発チームのチェ・ホスンさんは「自動運転車が走る環境が整えば、常用化も遠い話ではない」と前向きに話した。また、「自動運転では、大量のデータのやりとりができるネットワークが大事だ。これは韓国の強みである」と付け加えた。
子どもに独特な経験をさせてあげたくて訪問した金日蘭(キム・イルラン)さんは、「システムエラーを減らし、急停車のような問題が解決されれば、運転席に座っていても同乗者との時間を自由に使える未来が来ると思う」と話した。しかし、「運転は命に関わるものであるため、第一に安全が確保されるべき」と話した。
また、他の参加者の具仁嬉(グ・イニ)さんは、「年をとるにつれ、運転が難しくなりそうと思い、日ごろから自動運転車に対する関心が高い」とし、韓国の自動運転車開発への期待を示した。
韓国政府は現在、2022年までに完全自動運転(レベル5)を目指し、様々な政策を進めている。自動運転車の常用化に必要な安全基準や保険制度は来年までに制度化する予定。また、世界最高レベルの自動運転車試験場「ケーシティー(K-City)」は、今年内に完工する。まず、大量のデータを受信する際に、ネットワークが不安定で接続できないことがないよう「5Gネットワーク」を優先して構築する。リアルタイムで道路の情報を自動運転車に提供する「スマート道路」インフラや精密道路地図も2020年まで構築することを目指している。
このような計画が予定通り実施されれば、2030年から韓国の道路には自動運転車が走ることになる。
「第2回板橋自動運転モーターショー」で記念撮影をする仁川大学校の自動運転フォーミュラカーチーム=15日、京畿道・板橋
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